「貧乏な人」と「お金持ちの人」お金の使い方の特徴・考え方の違いとは?

「貧乏な人」と「お金持ちの人」お金の使い方の特徴・考え方の違いとは?

「いつもお金がない」とお悩みではないでしょうか?貧乏な人には特徴的なお金の使い方があります。

貧乏な人にありがちなお金の使い方をしていると、いつになっても裕福にはなれないでしょう。

お金がない状態を作ってしまう貧乏な人が、人生を変えるにはいったいどうすればよいのでしょうか?

この記事では、貧乏な人のお金の使い方の特徴や、裕福な人のお金の使い方の特徴、貧乏な人がお金持ちになるための方法について解説します。

記事内で紹介するお金の使い方を実践することで、あなたも貧乏なライフスタイルから抜け出せるでしょう。

貧乏な人の「お金の使い方」6つの特徴とは?

貧乏な人の「お金の使い方」6つの特徴とは?

貧乏な人はお金の使い方に特徴があります。貧乏な人は特徴的なお金の使い方をするので、お金がない状態を作ってしまうのです。

ここでは貧乏な人の「お金がない人の特徴」を6つ紹介しています。

1.無駄なものにお金を使ってしまう

無駄なものにお金をどんどん使ってしまうのは、お金がない人の典型的なお金の使い方です。

貧乏な人は自分の欲望をコントロールするのが苦手なところがあります。そのため、高級品を買ったりお酒を飲むのに使ったりするのに、次々にお金を使ってしまいます。

ブランド品や旅行にお金を使ってしまうなど、自分へのご褒美にいつの間にかお金を湯水のように使っているんですよね。

やりたいことにお金を使うこと自体は決して悪いことではありません。しかし、後先考えずに無駄なことにお金を使ってしまっては、お金が全てなくなってしまいます。

考えてみれば当然のことですが、貧乏な人はこのことに気が付かず、お金を使い果たしてから金欠で困るパターンを繰り返してしまうのです。

2.値段が安い商品ばかり購入する

お金がない人人は安い商品ばかりにお金を使ってしまう傾向があります。

できる限り出費を抑えようとするあまり、安くて品質の低いものを選んでしまいがちです。

しかし、「安物買いの銭失い」ということわざがあるように、安いものを買ったばかりに、すぐに買いかえが必要になってしまうことも多いのです。

100円ショップや激安店を頻繁に利用するのは、貧乏な人の特徴の一つと言えるでしょう。

一見節約になるように思えますが、長期的に見れば、かえって出費が増えてしまいがちです。

本当の節約とは、適切な価格で質の高い商品を選ぶことです。

一時的な出費は増えるかもしれませんが、長く使える商品を購入することで、トータルの支出を抑えることができます。

安さだけを重視するのではなく、長く使えるかにも目を向けるのが、賢いお金の使い方といえます。

3.見栄や虚勢のためにお金を使う

「貧乏な人」「お金がない人」だと思われたくないがために、見栄や虚勢を張るためにお金を使う人も多いです。

このタイプの人は、お金がないことをバカにされないように、無理をしてブランド品や高級車を買ってしまいます。

また、お金を持っている人と付き合うために高級なお店で食事をしたりお酒を飲んだりすることも多く、無駄遣いばかりでお金が貯まらないのです。

自分自身が満足できる生活を送ることが大事なのですが、見栄のためにお金を使う人は他人の目を気にしすぎないようにすることが大切です。

4.お金は基本的に貯金するものと考えている

お金を貯金することだけを大切に考えるのも、貧乏な人のお金の使い方の特徴です。

もちろん、貯金をすること自体は全く問題ありません。しかし、お金を増やす方法が貯金以外にないと考えてしまうのは、視野が狭くなってしまう可能性があります。

経験を積んだり自分への投資をせずに、貯めることばかり考えていると、かえってお金が増えにくくなってしまうこともあるでしょう。

また、貯金ばかりに意識が向いていると、お金を増やすための投資など、他の選択肢があることに気づかないかもしれません。

繰り返しになりますが、貯金をすることは悪いことではありません。

ただ、貯金だけに力を入れるのは、必ずしも上手なお金の使い方とは言えないでしょう。そうした考え方では、なかなか貧乏から抜け出すのが難しくなってしまいます。

貯金ばかりに意識を向けるのではなく、お金の使い方自体を上手になることが大切です。

5.出せば入ってくるスピリチュアルを信じてしまう

「出せば入ってくる」というスピリチュアル本の言葉を信じて、欲しいものを何でも購入してしまうのも貧乏な人の特徴です。

使ったお金がまた戻ってくるなんて、信じたくなる魅力的な言葉ですよね。

この言葉が本当なら、欲しいと思うものがあったら自由にお金を使えることになるので、非常にうれしい人も多いのではないでしょうか。

でも、現実的に考えれば、お金を使えばその分だけ手元から減っていくのは当然のこと。

何も考えないで欲しいものを買い漁っていては、お金がない現実を招き貧乏な人になってしまいます。

スピリチュアルの本には、耳障りのいい言葉が並んでいることが多いです。

しかし、それを鵜呑みにしてしまうと、正しいお金の使い方が分からなくなってしまう可能性があるでしょう。

6.無料でサービスを得ようとする

貧乏な人は、無料で何かをやってもらおうとする人がとても多いです。こういう人は、友人や知り合いに無料で要求するくせに、自分からは何も返そうとしません。

例えば友人とどこかに行くときに、友人が車を出してくれたら、ガソリン代のことには一切触れずに済ませようとします。

しかし、自分が車を出した時には、「ガソリン代は半分の3,000円でいいよ!」などと平気でお金を要求したりするのです。

このように、「自分がしてもらう時には無料、してあげるときには有料」という態度をとる人は、お金の使い方が下手といえるでしょう。

こういう人は、他人に与えることができていないので、自分にもお金が返ってこず、いつまでも貧乏から抜け出せなくなりがちです。

お金の使い方が上手な人は、人に何かをしてほしいときには、それなりのお返しをするものです。

しかし、無料が大好きでお金の使い方が下手な人は、このことに気が付かずに無料でやってもらうことばかり要求してしまいます。

7.常に、借金が選択肢の一つとしてある

お金が足りないときに、常に借金が選択肢にあるのも貧乏な人の大きな特徴です。

今はクレジットカードで気軽にショッピングができるので、お金がなくても高価なものが買えてしまいます。

でも、忘れてはいけないのは、クレジットカード払いも立派な借金だということです。

しっかり計画を立ててカードを使うなら問題ないですが、お金の使い方が下手な人は計画性がありません。何とかなるだろうと、軽い気持ちでカード払いにして借金をしがちです。

支払い能力があるかどうかを考えずに使ってしまえば、翌月の請求日にお金が足りなくなり、困ってしまうことになりかねません。

分割払いを選べばその月の支払いは楽になるかもしれませんが、その分手数料を余計に払わなければならず、結局はますます苦しくなってしまうのです。

消費者金融は簡単にお金を貸してくれることが多いですが、利息が高くて返済に苦労している人も少なくありません。

このように安易に借金をしてしまい、気づけばお金がなくなっているのも、貧乏な人によくあるお金の使い方です。

お金持ちは「欲しいときに最も適切なモノを必要な分だけ正規の価格で買う」

お金持ちは「欲しいときに最も適切なモノを必要な分だけ正規の価格で買う」

お金の使い方が上手なお金持ちの特徴には、「欲しいときに最も適切なモノを必要な分だけ正規の価格で買う」というものがあります。

お金の使い方が上手な人は、安いものに飛びつくよりも、高額であっても高品質なものを長く使うことを重視するからです。

安売りに惑わされて衝動的に買ったり、その場の勢いで必要のないものを買ったりせずに、本当に必要なモノを適切な価格で購入します。

質の高いモノは長く使えるので、購入する時の価格が高くても、長い目で見ればコストパフォーマンスが良くなります。

一方、安価な商品はすぐに壊れたり使い心地が悪かったりすることがあり、結局何度も買い直すことになって余計にお金がかかってしまうのです。

このように、貧乏な人とお金持ちはお金の使い方に違いがあるため、経済状況に大きな差がでているのです。

お金持ちが共通して持っている意識とは?お金を貯めるための3原則

お金持ちが共通して持っている意識とは?お金を貯めるための3原則

貧乏な人から脱出してお金持ちになるには、お金持ちが共通して持っている意識を持ち、お金との接し方を変えていく必要があります。

ここではお金を貯めるための3原則をお伝えします。

自分の価値観が明確である

お金の使い方が上手な人は、自分の価値観が明確です。

モノを購入する際に値段だけで判断せず、自分にとって本当に必要かどうかを考えます。安いからといって衝動買いすることはないんですね。

一方、貧乏な人は、とにかく安いものを探すことに必死になりがちです。

しかし、よく考えてみると、安いものを探すのに時間や交通費がかかっていたりして、トータルで見るとそれほどお得ではないことがあるのです。

一見安く見えても、実は余計なコストがかかっているかもしれません。

ただし、お金持ちの人が、常に高いものばかり買っているというわけではありません。自分の価値観に合うものであれば、高くても安くても関係なく購入するのです。

単に高い・安いで判断するのではなく、自分の価値観に沿って選択するからこそ、上手なお金の使い方ができるのですね。

納得できないお金は出さない

お金持ちの人は、お金をどんどん使っているイメージを持たれがちですが、実際はそうではありません。納得できない支払いにはきちんと意見を言うものです。

たとえばクレジットカードの明細について、貧乏な人は特に確認せずに請求された金額をそのまま支払う傾向があります。

一方でお金持ちの方は明細をしっかりと確認します。

もしも身に覚えのない請求があれば、すぐにカード会社に問い合わせて詳細を確認したり、調査を依頼したりします。

お金持ちの方は細かいことを確認せずにお金を出すと思いがちですが、実際はそうではありません。

お金の使い方が上手な人ほど、納得してから、その価値に見合ったお金を払うようにしているのです。

これはお金持ちの人がケチだということでは決してありません。お金を大切に扱っているからこそ、自然とこういう態度になるのですね。

交際費には積極的にお金を使う

お金持ちは交際費に積極的にお金を使います。

これは、飲み会や食事会などであれば何でも気軽に参加するということではなく、人間関係を構築するために積極的にお金を使っているんです。

サラリーマンであれば飲み会に参加することで仕事が円滑になったり、上司と仲良くなったりするチャンスが自然と生まれます。

そのため、仕事をやりやすくなったり昇給のチャンスをつかみやすくなります。

フリーランスや自営業者であれば、仲良くなった人から仕事の依頼が入りお金につながる可能性があるでしょう。

お金持ちの人たちがこのようなお金の使い方をするのは、交際費にお金をかけることで、後々自分に豊かさが返ってくることを知っているからなのですね。

まずは私生活から。貧乏人生活を脱出して裕福になるために見直すポイント

まずは私生活から。貧乏人生活を脱出して裕福になるために見直すポイント

貧乏な人としての生活を抜け出して裕福になるには、出ていくお金を減らし入ってくるお金を増やす必要があります。

お金がない状態から抜け出すためには、まず自分の私生活を見直すことです。ここからは、貧乏な人の生活を脱出して裕福になるために見直すポイントを紹介していきます。

家計簿をつけて収入と支出のバランスを見直す

最初にすべきことは、家計簿をつけて収入と支出の現状を把握することです。貧乏な人は何にどのくらいのお金を使っているかわかっていないことがほとんどです。

そこで、家計簿をつけることでお金を何に使っているかを可視化しましょう。

家計簿をつける際には、スマホアプリを使うのがおすすめです。

頭の中で管理していると、記録するのを忘れてしまいがちなので、お金を使ったらその場でアプリに記録しましょう。

記録しておくと自分が何にお金を使っているかが一目で分かり、無駄遣いしている部分や節約できる部分がはっきりします。

これを習慣にすることが、お金の使い方が上手になるための第一歩です。

無駄遣いや浪費を削る

家計簿をつけることで見えてきた、無駄遣いや浪費を抑えれば今までよりも残るお金を増やせます。

多すぎる外食や使っていないサブスク、タバコやお酒など、むだづかいを省いて節約することで支出を減らしましょう。

例えば、毎日コンビニで買っているランチを自分で作ってみるのはいかがでしょうか。材料を買って自炊すれば、外食よりもずっと安く済ませることができます。

また、契約しているサブスクリプションサービスを見直してみるのも良いかもしれません。

実際に使っているサービスだけを厳選し、不要なものは解約することで、毎月の支出を無理なく減らせます。

無駄遣いを削るためには自分のお金の使い方を見直し、本当に必要なものを見極めることが大切です。

お金の使い方が上手になるためには、計画的にお金を使うように心がけましょう。

お金に関する勉強をする

お金に関する勉強をしていないのは、貧乏人の大きな特徴の一つです。反対に、お金に余裕がある人は、お金の使い方を勉強している場合が多いです。

豊かな人生を送るためには、お金についての知識を深めることが大切です。

本やネット、セミナーなどでお金の使い方や貯金、投資などについて勉強すると、お金の使い方が上手になって豊かな未来が手に入りやすくなります。

ただし、セミナーについては怪しいものもあるので、内容をよく確認するのが大切です。信頼できる情報源から学び、お金の使い方の知識を身につけましょう。

転職を検討する

裕福になるには支出を減らすだけではなく、収入を増やすことも考えましょう。

収入を増やすには今の仕事をつづけながら副業をするのも一つの方法ですが、チャレンジしても稼げる人は少ないのが現実です。

そのため、収入を増やすには転職を検討するのが、最も効果的な場合が多いでしょう。

スキルを身に付けたり資格を取得したりすることで、現在の仕事よりも高収入が期待できる仕事への転職を検討してみましょう。

交流を持つ人の質を見直す

周りにいる人々は、自分の考え方や行動に大きな影響を与えます。前向きで成功している人たちと交流することで、新しい発見やチャンスに出会えるかもしれません。

貧乏な時期には、同じような境遇の人たちと一緒にいると居心地が良く感じることもあるでしょう。

しかし、それだけではお金の使い方を学ぶ機会を逃してしまい、なかなか裕福にはなれません。

お金持ちを目指すなら、裕福な人たちとの交流の輪に積極的に加わっていくことが大切です。

周りに成功している人たちが増えれば、自然と自分の行動も変化していき、豊かな人生を手に入れやすくなるものです。

付き合う人を変えるのはなかなか大変ですが、実際にやってみると得るものが非常に多いことがよくわかるでしょう。

【記事まとめ】「貧乏な人」と「お金持ちの人」お金の使い方・考え方の違いとは?

【記事まとめ】「貧乏な人」と「お金持ちの人」お金の使い方・考え方の違いとは?

この記事を通して、貧乏な人の特徴を見てきましたが、要するに、そういった人はお金の使い方が下手だと言えるでしょう。

計画性なく安いものを買ったり、スピリチュアルな考えを鵜呑みにしてお金を使ったりします。

お金がない時には借金も選択肢の一つと考えてしまうため、さらにお金がない状態になってしまいます。

また、お金をケチって貯金することばかりに意識が向いていて、上手なお金の使い方ができていない貧乏な人も多いです。

貧乏な生活から抜け出し裕福になるためには、まず自分のライフスタイルを見直すことが大切です。

家計簿をつけて収入と支出のバランスを把握し、無駄遣いや浪費を削ることが重要です。

その上で、お金の使い方を学んだり、収入アップのために転職を検討したりするのも良いでしょう。

お金の使い方や考え方を変え、ライフスタイルを改善することで、豊かな人生を手に入れることができます。

この記事を参考にして、貧乏な生活から脱却し、お金持ちのようなライフスタイルを目指してみてはいかがでしょうか。

松原仁美

  • I∞MA(イーマ)株式会社代表
  • 国際会計士
  • お金とエネルギーの専門家

子供の頃は専業主婦を目指していたが、お金への不安から公認会計士に。その後、安泰のキャリアを捨てて海外移住し、NYのウォール街やロンドンシティで働く。そこでグローバル企業や世界のお金持ちに触れ、マンハッタン居住中に見えない世界や世界の真実を探求し始める。帰国後、日本のマネーリテラシー教育の不足に気づき、お金の講座を開始。エネルギーの使い方と美的感覚が豊かさに繋がることに気付き、女性起業家の資産形成をサポートしている。

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